2017-11-10大今里の平屋の長屋再生工事。基礎補強
大今里の平屋の再生工事ですが、着工前に奥の部屋の床が異様に下がってまして
床がふかふかすることもあり、シロアリ化大引きの腐食かと考えていたのですが
床をめくってびっくり、無筋コンクリートの基礎が奥に向かって沈下していて、無筋
なので、3か所ほど大きなクラックとともに基礎が折れていました。
見積もり時には見ていないとはいえ、建物の重大な構造を形成する部分ですので
これ以上ひどくならないために、内側に無筋の既存の基礎と一体になるように鉄筋
コンクリートの布基礎を新設する見積もりと図面を提出し、所有者様に了解を得て基
礎の補強工事をいたしました。
連棟なので解体して見ないとわからない部分もありますが、見つけたかぎりは、せ
っかくリノベーションするのですから、手を抜いてはいけない部分です。
解体後 無筋コンクリートの基礎が3か所ほど折れていました。
無筋コンクリートの折れてる基礎と一体になるように鉄筋コンクリートの
基礎を新設、横方向にも新たに基礎を新設しました。